【体験談】実際にあったホームステイ先でのトラブル in Australia

留学

私はワーキングホリデーでオーストラリアに約1年間住んでいました。

そのうち3ヶ月間だけ語学学校に通っていたのですが、そのときお世話になったホームステイ先であったトラブルについてお話ししていきたいと思います。

これはあくまで私が出会った人の話なので、「こんな人もいるんだな〜」って感じで読み進めていただけたら嬉しいです。

日本語を絶対に話したくない日本人ルームメイト

これは多分、英語を学びに海外に行く人なら誰もが遭遇する、意識高い系日本人のお話です。

私がお世話になった家は、ホストマザーが1人で住んでいて、留学生用に1人部屋と2人部屋が一つずつあり、間に私たち専用のバスルームが設置されているような造りでした。

オーストラリアのホームステイ先は、一階にホストファミリーの生活空間があって、二階に留学生用の部屋が用意されているというのが主流です。

そして部屋にはバス・トイレがついていて、キッチンや洗濯機が共同になっています。

私が行った時にはスイス人の女性が1人いて、2人部屋で一緒に生活することになりました。

スイス人の女性は私より2個上だったのですが、すごく気さくで、初日は最寄りのバス停を案内してくれて一緒に学校まで行ってくれたり、帰りのバス停の場所まで教えてくれて、迷うことなく家に帰ることができました。

私が通っていた語学学校は授業が半日で、クラス別に午前中授業だったり午後からの授業だったりしたので、時間が一緒の日は一緒に学校に行ったりもして、楽しく過ごしていました。

住み始めて1ヶ月が経った頃、例の日本人がやってきました。

歳は19だったと思います。

2人部屋は空いてないので、その子は1人部屋に住むことになりました。

最初に挨拶したのは、家の近くのショッピングモールで夕食を食べている時でした。

ホストマザーが彼女のSIMカードを一緒に買いに行くから、学校が終わったら家に帰らずにショッピングモールに来て、フードコートでみんなで夕食を食べようという話になったからです。

その時はみんなもいたし、流れでお互い英語で自己紹介をし、東京の人か〜と思っただけでした。

彼女とは学校に行く時間が違ったので夕食以外に顔を合わすこともほとんどなく、それから2週間くらいは何事もなく過ごしていました。

その間にスイス人の女性は学校を卒業し、出ていってしまいました、、、涙。

そしてある日、洗濯機が壊れてしまい新しくしたので、みんなで使い方を確認していた時に事件が起こりました。

自分のことしか考えていない!

先に説明として、この家では洗濯と食洗機にはお湯を使っていて、お湯は同時に2箇所では使えないという決まりがあります。

つまり、洗濯している時にはシャワーを浴びれないし、食洗機も回してはいけないということです。

これは家に着いた日の夜にハウスルールとして説明されますし、彼女も説明を受けていました。

私たちの生活リズムとしては、朝ホストマザーが仕事前にシャワーを浴び、お昼から夕方にかけて洗濯したい人は洗濯をする。

晩御飯を食べて、私たちが順番にシャワーを浴び、寝る前に食洗機を回すといった感じです。

話を戻しますが、この日洗濯機が届いたのは夕食前でした。

説明がてらみんなで洗濯機を回し、夕食を食べ、リビングでテレビを見ていると、彼女が静かに部屋に戻っていきました。

私たちは夕食の時間以外は基本自由で、部屋に戻るからといって「部屋でホームワークしてくるね」とか「シャワー浴びてくる」なんて言わないので特に気にしていませんでした。

しかし数分後、シャワーの音が聞こえてきたんです。

私はテレビに集中していて全く聞こえていなかったんですが、ホストマザーが「誰かシャワー浴びてない?」と言ってきて耳を済ますと私たちの部屋の方からシャワーの音が聞こえてきました。

で、部屋に行ってみると彼女がいなかったので、ホストマザーに「彼女は今部屋にいないから入ってるみたい」と言うと、凄く怒って、「今すぐ出てって言って」と私に言ってきました。

私はドアをノックして彼女を呼び、数分後に彼女がバスルームから、なぜ呼ばれたのかわからないといった表情で出てきました。

ホストマザーは怒りながら、「今洗濯機回してるの知ってるでしょ?この家は1箇所でしかお湯が使えないって言ったよね?汚れが落ちやすいように洗濯機でお湯使ってるのも知ってるよね?なのになんで今シャワー浴びたの?洗濯機まだ回ってるでしょ。」といった内容のことを彼女に言っていました。

すると彼女はなんて言っているのかわからないといった表情で首を傾げました。

そしてもう一度ホストマザーが同じようなことを簡潔に説明してくれていたけど、それもあまり理解していないようで、ホストマザーが私に通訳するように言ってきました。

私も英語ができる方ではなかったので、理解できた範囲で日本語で説明をしていると彼女が「私、英語を勉強しにきたから、日本語で話しかけないで欲しいんだけど。」って。

え、それ今言うこと?

本気でびっくりしましたよね。

まさかのホストマザーが怒ってることにすら気づいていないという、、、。

私は別に彼女の英語の勉強を助けるためにいるわけではないし、多くの人とコミュニケーションが取れるようになりたいという理由で英語を勉強している私にとって、日本人同士で英語を話す意味はよくわからないでの、それならもう彼女との会話は無理だなと思いました。

私だけではなく、英語を学ぶために海外に来ているわけではない人は以外と多いです。

海外に住む以上英語は必須ですが、私たちの目的は他人とコミュニケーションを取ることなので、生産性のない日本人同士の英語は正直学校でくらいでしかしたくありません。

流石に腹が立ってしまって、私はホストマザーに「彼女は日本人と話したくないみたい」と言って部屋に戻りました。

腹が立ちすぎて涙が出ましたね。

一緒に住み始めてから色々と気に触ることはあったんですけど、多分一人暮らしとかしたことないんだろうなと思いながら過ごしていました。

そういった色々を思い出したらなんか全部に腹が立ってしまって。

これって女性特有なんですかね?

変なところで記憶力を発揮してしまう。暗記とか苦手なのに。

それでちょっと泣きながら、気を紛らわせるために学校のホームワークをしていると彼女が部屋に来て、日本語で「ホストマザーが呼んでる」と一言。

仕方なくリビングに戻ると、また彼女に説明してあげてとのこと。

もう私の感情はめちゃくちゃですよ。

とりあえずホストマザーに、彼女は日本語で説明されたくないって言ってるんだけどと言おうしたら、彼女が「日本語でいいから」って。

えっと、本当にあなた何様なの?

ここはお願いするところじゃないの?

私の英語力が乏しく、ホストマザーの言っていることが理解できないので日本語で教えてもらえませんか?って言えよと本気で思いました。

その時はその場から少しでも早く離れたかったので、簡潔に説明してすぐ部屋に戻りました。

そしてもう二度と彼女と関わらないようにしようと思いました。

しかしその後も彼女の行動は私をイライラさせ続けます。

バスルームのドアを閉める

これもハウスルールの一部なのですが、シャワーを浴びた時のみ換気扇を回してドアを閉め、それ以外は使い終わったらドアを開けておくことになっていました。

しかし彼女は毎回ドアを閉めてしまいます。

私は特に気にしていなかったのですが、ホストマザーは結構細かい人だったので、掃除してくれるときとかに恐らく気づいたんだと思うんですけど、夕食の時に私たち2人に向けて、「ドアは開けておいて」と何度か注意されることがありました。

彼女も注意に対して「OK」と返事をしていたので、理解しているんだと思ったんですけど、やはり次の日からもドアを閉め続けていたんです

3、4回目の注意でどっちが閉め続けているのかという話になって、私は気をつけていると言ったけど彼女はただ首をかしげるだけで何も言いませんでした。

その時はドアに「Leave door OPEN when not using the bathroom please. Thanks.」という張り紙をして終わりましたが、やはりそれからもドアは閉まっていることが多かったです。

私ももう怒られるのは嫌なので、気づいた時には開けるようになりました。

ただ忘れているだけかと思っていたんですけど、ドアに張り紙がされていても直らないということはやはり英語が理解できていなかったのかなとも思うし、わからないならほったらかしにせず、翻訳機でも使えばいいのにと思うのですが、彼女は一体何をしていたのでしょう。

日本語を使わずに生活したいなら、理解できるまで説明してもらうとか翻訳機を使うとか、最低限できることはやって欲しいです。

間違った自信は他人に迷惑をかけるだけです。

ご飯を作らない

これは、ホストマザーが夕食の時間にいないので自分たちで作って欲しいと前日の夜に食材と調理方法について説明された時の話です。

この日はマカロニパスタで、パスタソースも買って来てくれていたので、鍋でマカロニを茹でて一度ざるにあげお湯を切り、鍋でパスタソースを温めそこにマカロニを入れて和えるだけなので、すごく簡単です。

説明なしでもできるくらいなのですが、ホストマザーがジェスチャー付きで丁寧に教えてくれました。

私も調理器具の場所などを確認したかったので一緒に聞いていたのですが、ホストマザーが最後に「わかった?」と彼女に聞くと、彼女はヘラヘラしながら私を指差して「She knows.」と一言。

全く作る気ないですね。

この頃にはもう彼女の態度にも慣れていたし、何も期待はしていないので、自分のご飯をちょっと多く作るだけだと思って、彼女が部屋にいる間に2人分作りました。

電子レンジを破壊

最後なんですけど、とうとう家電を壊してしまいました。

もうここまでくると清々しいくらいです。

この日私は友人とBBQをしていて家に居なかったのでホストマザーに聞いた話なんですけど、彼女がお昼にガーリックトーストを食べようとしていて、たまたま仕事が休みだったホストマザーが「オーブンで7分くらい焼くともっと美味しくなるよ」と言ったのを聞いて、彼女は電子レンジで7分間温めたそうです。

もちろんその電子レンジにはオーブン機能はついていません。

ちなみにオーブンは英語でoven、電子レンジは英語でmicrowave (oven)と言います。

特に聞き間違える要素はないと思うのですが、電子レンジで7分温めた結果、なんと電子レンジから煙が出て来たそうです!

ホストマザーは寝室にいて気付かず、彼女はリビングにいたようなのですがなぜか気付かず、温め終了の音で煙が出ていることに気づいたそうです。

家には煙探知機が設置されていたので、ものすごく大きな音が鳴りホストマザーも異変に気づいたそうです。

私が家に帰った時には換気が終わっており、臭いは気になりませんでしたが、電子レンジを開けるとかなりの異臭がしました。

電子レンジは動くものの臭すぎて使えないということで、彼女が全額負担で新しい電子レンジを購入しました。

かなり使い古されているような感じだったので、流石に全額払わせるのはどうかと、少し彼女に同情してしまいました。

この一件があってすぐ、彼女はホストファミリーを変えて欲しいとエージェントに相談したようで、約1週間後に出て行きました。

同時に私の地獄のような日々が終わりました。

次に入って来たのはまたしてもスイス人の女性だったのですが、とても明るく良く喋る人だったので、すぐに仲良くなることができました。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これから留学を考えている人は、ぜひこうならないように気をつけて頂きたいです。

もちろん、日本語を使わずに過ごすという目標を立てて行くのは良いと思います。

実際日本人同士で固まっているよりも断然英語力はつきます。

ただし、これをして良いのは最低限の英語が話せる・聞き取れる人だけです。

英語だけしか使いたくないというのなら、日本人以外の友達を作りましょう。

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