【留学】海外でシェアハウスを探すときに確認すること!

留学

留学やワーキングホリデーで海外に行く人が必ずと言っていいほど苦戦するのが部屋探し!

家賃はもちろん重要ですが、それ以外にも設備やルームメイト、周辺の環境など、様々なことを考慮して慎重に選ぶ必要があります。

ここではそんな時に役に立つ、確認事項や注意点についてリストアップしていきたいと思います。

『シェアハウスを探す時』と書いていますが、家やオウンルームを借りる際にも同じようなことが言えますので、是非参考にしてみてください。

シェアハウスを探す前に

確認リストを見ていく前に、少しだけ部屋探しをする時に気をつけておきたいことをお話しします。

部屋探しで1番大切なことは何だと思いますか?

それは、インスペクション(インスペ)です。

インスペとは、契約する前にオーナーと一緒に実際にその部屋を見にいくことで、運がよければ実際に住んでいる人から話を聞けたりもします。

今から話す確認事項も、オーナーに聞くだけでなく、インスペで部屋を見ながら確認してほしいことがたくさんあります。

ですので、他の国や州から引っ越す時にはインスペが出来ないじゃないかと思っている方は、最初の1週間、ホテルかバックパッカーの予約を取りましょう。

そして1週間かけて気にいるお家を見つけてください。

どんなに条件が良くても、掲載されている情報が全て正しいとは限らないので、インスペをせずに契約をすることは絶対にやめましょう。

シェアハウスを探す時に確認すべきこと

では早速、確認事項をみていきます。

1.オウンキーをもらえるか

オウンキーとはその名の通り、一人ひとりに部屋の鍵が渡されるのかどうかということです。

玄関の鍵は基本的にもらえますが、部屋の鍵はもらえないところもあるようで、外出時は開けっ放しになってしまうので、鍵をもらえるか聞いてみましょう。

2.ミニマムステイの期間

ミニマムステイとは契約後、最低限住まなければいけない期間のことです。

契約したのに1週間で出て行ってしまうと、次の人を探すために募集をかけてインスペをしてと、オーナーも大変ですよね?

そうならないように、このミニマムステイの期間が設けられています。

だいたい1ヶ月くらいですが、オーナーがたくさんの部屋を持っている場合は、入れ替わりも激しく常にインスペをしているため、2週間のところもあります。

3.何週間前ノウティス(notice)か

これは、部屋を出ていくときにどのくらい前に知らせるかということです。

先程のミニマムステイと同じ理由で、オーナーは常に誰かが住んでいる状態にしたいわけです。

なので、部屋が空くタイミングで次の入居者を入れるために、次の入居者を探す時間が必要なのです。

これも1ヶ月くらいに設定しているところが多いですが、先程と同じ理由で2週間前ノウティスのところも多くあります。

忘れていると、部屋を出る際に無駄に何週間か分の家賃を払わなくてはいけなくなってしまうので、注意が必要です。

4.ボンド(bond)の金額

ボンドとは敷金のことです。

ボンドがないとことは見たことがないので、確認しておきましょう。

基本的には家賃の1週間分か2週間分くらいです。

ちなみに家賃は1週間ごとか2週間ごとに払うことが多いです。

5.家賃にはどこまで含まれているか

家賃には基本的に、ガス水道代や光熱費が含まれています。

家によってはWi-Fiも使えるところをもありますが、当たり前にあると思わず全部確認しましょう。

また、トイレットペーパーやゴミ袋、食器洗い洗剤、洗濯洗剤などもどこまで用意してくれて、どこからは自分で用意しなければならないのか、聞いておきましょう。

私が住んでいた家は、ゴミ袋と食器洗い洗剤はオーナーが用意してくれて、無くなったら気づいた人が連絡して持ってきてもらうことになっていました。

シェアハウスの場合、洗濯洗剤は前の人が引っ越す際に置いて行ったものが、ランドリールームにたくさん置いてあることがあります。

特にこだわりがないなら、住んでいる人に使っていいものを聞いて使うのもありです。

あと、フリーライスがついている家も多く、韓国人オーナーの家では日本で食べているような形のお米が、タイ人オーナーの家ではタイ米が常備されており、食べ放題でした。

これはオーナーにとってもウリなので、募集しているサイトに必ず載せるはずです。

なので記載されている場合のみ、本当に無料でお米が食べられるのかを尋ねてみましょう。

6.キッチン用品

冷蔵庫やオーブン、電子レンジ、、トースター、ケトルくらいは、もちろん確認は必要ですがどこにでもあります。

ただ、私たち日本人にとって1番大切なのは、炊飯器があるかどうかですよね。

もちろん海外の炊飯器は炊き上がりがいまいちなのですが、あるのとないのでは雲泥の差です。

アジア人オーナーの場合はだいたいあるのですが、そうでない場合はないこともたまにあります。

あと、フライパンや鍋、包丁などの調理器具、お皿、カトラリー、調味料などもシェアしているものか確認しておきましょう。

調味料も先ほどの洗剤と同様、前の住人が置いていくケースが多いので買わなくて済むかもしれません。

余裕があれば、キッチンにも個人の収納スペースがあるか聞いてみましょう。

食材を買った時にキッチンに置いておけると便利ですからね。

7.洗濯機と乾燥機はあるか

洗濯機はほぼ間違いなくどの家にもあります。

ただ問題は乾燥機です。

意外と置いてない場合や、壊れたまま修理されていない状態で放置されている場合あります。

バルコニーがないと部屋干ししないといけないし、部屋に干すためにはロープなども必要になってくるので、もし乾燥機がないなら他の人たちがどうやって服を乾かしているのか尋ねてみましょう。

8.リビングシェア

リビングシェアとはリビングに住むことで、リビングにベッドが置いてあったり仕切りのようなものがなくても、ソファーで寝ている人もいます。

私が以前住んでいた家では部屋が空くのを待っている間だけという条件で、週50ドルでソファーに泊まっている人がいました。

私たちはそのことを聞かされていなくて、最初は誰かの友達かと思っていたのですが、2日目くらいにお昼過ぎまでその人がソファーで寝ているのをみて話しかけると「1週間ここに住むことになったから」と言われました。

その人はUber Eatsで働いていたんですけど、夕方から行っているようで日中はずっと部屋にいて、正直すごく邪魔だったので、オーナーに文句を言いました。

今回で最後にすると言われたのでその時は諦め、次同じことをしたら私たちは家賃払わないからねとしっかり釘を刺しておきました。笑

リビングはどうしてもうるさくなりがちなので家賃も安いのですが、やはり料理をする時や夜まで飲んだりしている時には気を使います。

人によっては煩いと文句を言われてしまう場合もありますので、リビングシェアはない方がいいです。

9.部屋の陣地と収納

ようやく部屋までたどり着きました。

部屋はオーナーによってかなり違いがあります。

机を人数分用意してくれているところもあれば、4人部屋に対して1個しかないところもあります。

収納スペースも、きちんと平等なところもあれば、先に住んでいる人が多く使っている場合もあります。

部屋まで来ると、ここに住みたいか住みたくないかだいたい決まってくると思います。

もし少しでも可能性があるなら、しっかりとオーナーに自分の使えるスペースを空けてもらいましょう。

そして、入居した際に自分のスペースのはずなのに誰かの荷物が置いてあったら、「これは何?」とわざとらしく聞いて、誰のものか他の住人に聞いてもらうか、ゴミならどけてもらいましょう。

勝手に退けてトラブルになっても困るし、ルームメイトに聞くにもやはり関係性がないとなかなか聞き辛いです。

こういうことはその場でオーナーに対応してもらうのがベストです。

大人数でのシェアハウスの場合、それくらいしないと自分のスペースは確保できません。

あと、入居した際にはコンセントもどこを使えるか確認し、ベッドから離れたところにある場合は延長コードを用意してもらえるか聞いてみましょう。

相談せずに自分で買ってしまう人が多いようですが、オーナーに聞いてみると買ってきてくれたり、以前住んでいた人が置いて行ったものを貸してくれる場合があります。

まずはなんでも聞いてみることが大事です。

そうすれば無駄な出費も減らすことができます。

10.バスルームの数

バスルームは基本的には部屋の中にあります。

例えば、4人部屋が2つある場合はそれぞれの部屋に1つずつバスルームがあり、ランドリールームの横辺りにもう1つトイレだけの部屋が別にあるのが理想です。

家に帰ってトイレに行こうと思ったら誰かがシャワーを浴びているなんてことは良くあります。

両方女部屋、両方男部屋ならまだいいのですが、男部屋と女部屋の場合は勝手に使うのも少し気がひけるので、エキストラでもう1つトイレがあると安心です。

余裕があれば、水圧もチェックしましょう。

部屋選びではそこまで重要ではないかもしれませんが、二択で迷ったりした際には水圧も十分大事な要素になります。

長く住む予定ならなおさら、細かいところまでチェックしておきましょう。

11.ルームメイトの国籍

これは、私の偏見も少しあるかもしれませんが、差別的な意味ではなく、文化や生活スタイルの話です。

私はアジア系の人が住んでいるところばかりを選んでいたので偏りはありますが、少しだけ体験談をお話しします。

まず、中国人が多くいる時はみんな声が大きいので騒がしかったです。

特に学生が多いと夜遅くまで喋っていて煩いので、ワーホリの方は合わないかもしれません。

料理も独特な臭いのものが多く、美味しそうなものとそうでないものとの差があります。

ただ、一緒に食べようと誘ってくれることも多く、オーストラリアにいながら、本場中国の味を楽しめるのは魅力的です。

また、インド人の留学生と一緒に住んでいた時は、週に一回しかお風呂に入らないので4日目あたりからは地獄でした。

同じ部屋ならなおさらきついと思います。

友人の話によれば、仕事できているインド人は臭いを気にしている人も多く、毎日お風呂に入ったりケアしたりしているようなので、インド人全員がそうではないということだけは心に留めておいてください。

台湾人や韓国人は日本人とあまり変わらないのではないかと思います。

むしろ留学などで海外にいる日本人は攻撃的な人も多いので、台湾人や韓国人の方が穏やかで話しやすい気もします。

あくまで私の主観なので、実際に色んな人と出会って判断してみてください。

12.その他

最後に、自分で用意するものを紹介しておきたいと思います。

それは、ドライヤーです。

ドライヤーはシェアハウスにはほとんどありません。

ルームメイトに頼めばみんな貸してくれるのですが、やっぱり自分で買っておいた方がいいと思います。

オーストラリアの場合はみんなKmartで買っているようです。

私もルームメイトに教えてもらって買いに行ったのですが、千円ほどで買えてしっかりとしているので、半年間問題なく使えて、次の人に譲りました。

確認すべきことは、これで以上です。

オーストラリアでの部屋探し

オーストラリアで日本人が部屋探しをするときによく使うのは、

日豪プレス

https://life.nichigopress.jp/syd/accommo/

Cheers

2023年11月を持って閉鎖 -オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」!

Jams.tv

シドニー クラシファイド 住まい・シェアハウス | Jams.TV オーストラリア生活情報ウェブサイト
シドニー クラシファイド 住まい・シェアハウス情報ページです | オーストラリア生活情報ウェブサイト。住まい・シェアハウス、求人・仕事、売ります、コミュニティ、サービス, 帰国後のクラシファイドやオーストラリアのニュース、ローカルの情報などオーストラリアの生活を快適にするのに必要な情報が満載です。

この3つです。

日本語で書いてあるものも多くありますが、日本人がオーナーというわけではありません。

基本的にはアジア人ですが、オーストラリア人の場合もあり様々です。

連絡は英語でしましょう。

最後に1つだけ、私がオーストラリアにいるときに流行っていた詐欺なのですが、オーナーが海外にいる間だけ部屋を貸すというもので、オーナーが国内にいないので、インスペはできないと言われるそうです。

どうしても部屋を見たいなら、鍵を送る代わりにボンドを先に払ってくれと言われるみたいです。

この詐欺の特徴としては、オーナーが海外にいるということと、掲載されている写真が綺麗すぎることです。

住所も実際にあるアパートのものが使われていて、部屋番号だけが架空のものなので、気をつけていても騙されてしまう人もいるようです。

やはり、インスペができないようなところはどんなに良くても怪しいのでやめておきましょう。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

海外での部屋探しは大変だと思いますが、諦めずに何件もインスペに行ってきてください。

皆さんの新生活が素晴らしいものになることを祈っています。

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